英文メールの書き方
2.2.3 署名欄

まず、署名欄の例を見ましょう。

・英語の例
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 Hanako Osaka
 Chief of Div. of purchasing agent,
 Dept. of general affairs, ABCDEFGH Corp.
 Tel: +81 12 3456 7890
 Email: hanako.osaka@abcdefgh.co.jp
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・日本語の例
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 ABCDEFGH株式会社
 海外事業展開カンパニー
 事業本部 総務部 購買課 課長
  大 阪 花 子
 Tel: 012-3456-7890
 Email: hanako.osaka@abcdefgh.co.jp
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もうお分かりですね。英語では、個人名→役職→部署名(係)→(課)→(部)→会社名というように、個別情報から全体情報へ並べます。住所の書き方と同じで、書く順番は日本語と正反対です。

他の解釈をすれば、日本では、「どこどこの○○さん」というように、個人を認識するときに所属先の情報も重視するため、署名では、会社名や所属部署、役職などを階層構造通りに細かく書きます。名刺の代わりにもなります。

それに対して、英語では、個人を認識するときはその個人が重要であって、所属先の情報は参考でしかありません。単なる所属先の名称ではなく、「この人は何を担当している?」「何かできる?」といった情報の方が重宝されます。そして、署名欄は連絡先を教えるためのメモ程度の扱いですから、会社名と、役職または部署名の一部程度しか書かないのが普通です。

情報が多いのは丁寧だから、日本語の詳細な署名をそのまま英訳したらいいのではないかと思われるかもしれません。しかし、認識方法の違いがありますので、情報が多すぎると読み飛ばされて相手に伝わらないことがありますので、気を付けましょう。


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